サカイオーベックスは、攝津電機工業の全株式を取得し、子会社化することを決定した。攝津電機は制御盤や配電盤の設計・製作を手がける企業であり、サカイは非繊維事業の制御機器事業を重点分野としている。攝津電機の専門知識や技術ノウハウを取り込むことで、制御機器事業の拡大を目指す。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年11月19日。M&Aアドバイザーとしては、サカイの業容拡大戦略に合致する買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。